富士山に登った

霧と雨の中、昼過ぎに富士宮口5合目を出発。6合目から新7合目の間ですでに息があがって頭痛が始まりました。雨は止んだけど霧（雲?）で富士山の姿もまったく見えません。自分は息が苦しくてしゃべれないのに、みんな会話しながら登ってたりしてすごいなと思います。やっとの思いで8合目 池田館に着いて超うまいカレーライス食べました。そんで、耳栓してアイマスクして、3人で1つの布団にくるまって仮眠しました。深夜1時ごろ起きて山小屋の外に出たらすでに御来光行列が始まっていて、頂上まで点々とライトの明かりが連なっていました。行列に加わってのそのそ歩くと、星がだんだんきれいに見えてきました。流れ星をたくさんみたり、UFOみたいに変な動きをする発光体もみました。

朝焼けのはじまる15分くらいまえに頂上に到着することができました。寒くて死にそうです。じわじわ空が赤く染まるにつれ、周囲の人のテンションもがぜん上がっていきます。

「富士山フゥーーーー！！」という声が響き渡ります。写真じゃわかりませんが、むちゃくちゃ明るいです。この日の出を形容するならば「ドカーン！」です。頭の中では「2001年宇宙の旅」の音楽が響き渡ります。

雲ははるか下のほうにあります。雲海というやつです。金剛杖に最後の焼印を押してもらいました。お湯を沸かしてココアとかコーヒーとか飲みました。

登りは霧で見えなかった光景が、今日は朝から快晴でよく見渡せます。登りに比べると、下りは超楽チンです。五合目あたりまで降りて、今回はじめて富士山の姿をみました。頂上とかやば高いです。よく登ったよねって自分をほめてあげたい。

あと富士登山駅伝だかなんだか知らないけど、走ってる人がいて驚愕した。超人っているんだなと思いました。

後日談
ヒザの何かをやっちまった感が漂っています。階段下りると電気走ります。